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私の針仕事

六十歳から始めて二十年 キルトは私の生きる力 - 有岡由利子さん

有岡由利子さんプロフィール
1977年コットンハウスARIOKAオープン。あるアメリカのキルト講師と出会い、翌年にはキルト教室を開講。以来毎年のように渡米し、キルトのレッスンを受ける。2008年、トップキルター8人展「心の手仕事」、「私の針仕事展」ほか、数々の作品展に出品。作家活動とともにファブリックデザインも手がける。
『有岡由利子のまいにちのパッチワークキルト』2010年『有岡由利子のまいにちのパッチワークキルト』を小社より出版。ヴォーグ学園講師。京都在住。

コットンハウス ARIOKA
http://www.arioka.com

文/ワダミヨ 撮影/黒部 徹
キルトは針と布で綴る日記のようなもの

 瀬戸内海をはさんで、向かいに宮島が見える、潮の香りのするマンションが、有岡さんの仕事場である。広島育ちの有岡さんは、一年ほど前に実家の近くにこの仕事場を持った。結婚して京都に住み始めてほぼ36年になるが、月の半分は自宅と教室やショップのある京都で過ごし、後の半分は作品を作るためにここに来ているという。「ここでは自分のペースでゆったりと仕事ができて、とても気に入っています」
 有岡さんがキルトに出合ったのは、結婚して4年が過ぎた頃のことだ。専業主婦だった有岡さんが、ご主人の親戚の叔父に勧められて、京都・河原町にわずか6坪半の布地屋さんを開いたことから、すべてが始まる。

-中略-

 ある時、お店に飾った作品を見て、教えて欲しいという人が現れた。飾った2点しかできないし、とにかく今は無理だけど、一年間待ってほしいと返事をしておいた。すると一年後にその人が現れた。
 ………もっと読みたい方は、キルトジャパン3月号をご覧下さい。

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